ソード10 | DIREIS

ソード10

「火」のスートの中のマルクト(マルクトは、再びケテルで休むために、各自が超え、コントロールしなければならない魂の発達の段階)。双子座にある太陽

苦しみ 崩壊

(苦悩 痛み 惨事 精神錯乱 あきらめる事 好品位:悪い概念を手離す 悪い執念を断つ)

精神性を表わす剣と具体的な形の10の数字が結びつくと、思想・精神性が肉体を凌駕する。

『生命の樹の形の9本の剣が中央の太陽と心臓を象徴している剣に先をつけ、完全に壊している。精神がすべての統制を欠き、激しい苦痛と狂気が渦巻いていることを示している』

※希望をい抱く根拠も暗示。

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ソード9

「風」の中のイエソド

感情を配慮しない冷徹な考え方

(精神的苦悩、自暴自棄、絶望する、スキャンダル、抑圧、重荷。 好品位:我慢強い、時が立てば癒される、明日は明日の風が吹く)

『様々な長さの9本のぎざぎざの剣が下を向き切っ先から血がしたたり落ちている。結晶化した涙で背景が飾られている』

※飽くことを知らない欲望に精神が支配されている様子を示している。

  殉教のカード

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ソード8

「風」のスートの中のホド(ホドは知性・科学者を表わす)。双子座にある木星

制約、干渉

(狭いか制限されている環境 偏見に支配される 権威に弱い 外見にだまされやすく本質を見ることができない 混乱。 好品位:良い意味での制御力 意識的な知識 教育 調教)

8の数字の集中性と風の元素の知性的な働きが組み合されると、知性の力による拘束力が発揮され、すでに自明の知識が行動を縛り、可能性を狭めるという意味もある。

『中心には、二本の長い剣が下を向き、後ろにある、サイズも形もバラバラな6本の剣は、様々な意見を表わしている。』

※表面的には、大変不運に見えるが、逆境のサイクルが終焉に達し、良い変化が起こり始めている!

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ソード7

「風」のスートの中のネツアク(ネツアクは、低次元での力の勝利を示し、表現する為にはホドのかたちを必要とする)。

不安定な努力⇒何をしても時間の無駄で無益に思える活気のない状態

(不安定な結果 動揺 妥協 失敗に終わる 無意味 好品位:良いアドバイス 好転する 希望が持てる)

知的な鋭さをあらわす剣が、積極的な夢の投影をあらわす7の数字とかかわると、策略的な性質を持ってくる。

『明晰さ、自分の望みが分かっている状態を表わしている中央の剣が、異なったネガティブな意見を表わす6本の小さな剣に攻撃され、明晰さや目的感覚が防げられている。』

※このカードは、強力な反対に遭遇した際、思慮分別と洞察を働かせる事を示している。

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ソード6

「風」のスートの中のティファレント(ティファレントはバランス・調和を示す)。水瓶座にある水星

困難から調和のとれた環境へ

(不安の後の成功 困難の部分は過ぎ調和の取れた環境へ 計画性によって進めるプロセス思考 水路での旅行 悪品位:困難な旅立 自己中心 教養を鼻にかける 詐欺)

知性を表わす剣のカードで、5であれば、相手の意見を取り入れる事はなく一方的だが、6では、感情でも勢いでもなく、他者や状況によって計画的・科学的に進めることを示している。

『剣の装飾用のつかがヘキサグラムを形成している。剣の先は黄金で出来た6つの正方形(十字)の上に咲く赤いバラの上で合わされている。めったに手に入れることも出来ず、保のも難しいような道徳機能と精神機能の完璧なバランスと科学的思想の解釈を表わす。

十字を囲んでいる円は、物事を広く、普遍的に見る能力を象徴している。

グレーの背景は、つり合いの取れた小さな形に覆われているが、これは、このマインドの状態の精密な正確さを表わしている』

※このカードが示しているのは、あらゆる次元において、、明晰で合理的になれるマインド、何が起こっていても、そこに客観的な思考をもたらす能力、私見なく科学的に分析する能力である。

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ソード5

「風」のスートの中のケプラー(ケプラーは解体する力)

一方的な自己主張

(相手に同情せずに自分の意思を通す 計画的な行動 計算づくで交渉 冷たくて卑劣 悪品位:計算づくで交渉したが失敗 同じく冷たい態度をとられる 交渉の断絶 残酷な行動 )

剣の理知的・知的と5の自己主張で、相手の気持ちを考えず主張するというニュアンス。

『5つの剣のつかが、逆ペンダグラムを形成している。逆向きは不安定でネガティブな思考を象徴する。剣の刃は曲がり、砕けている。』

※このカードは、失敗を認識し、、敗北を認めざるをえない時点を表わしている。と同時に、カードの中央から、光が輝き始め、背景に創造性を示す緑がほのかに現れてきている。

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ソード4

「風」のスートの中のケセド(ビナーから具体的に築く力)。天秤座にある木星。

(休戦 休息 充電 心配からの解放)

4の数字は、停止、死を表すこともある。これは、より大きなものに委ねるための停止と解することが出来る。

剣のもつ思考・判断・独立性と総合し、また、4の数字は、大きな源流との関係を意味するので、細かい思惑を一時休止させ、より大きなものに判断を任せる、もの事をあるがままに任せる、と解釈することが出来る。

『同じ大きさと強さを持った4本の剣が、49の花弁のバラで出来たローゼットで出会っている。剣の背後にある十字架は困難を表わしている。

背景の青は明晰さの象徴だが、入り組んだ蜘蛛の巣模様ががあり、葛藤や複雑さがまだ周りにあることを物語っている。これは、和解や解決でなく、休戦でなく一時的な休息である。』

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ソード3

{風}のスートの中のビナー(ビナーは、理想を形にする能力)。天秤座にある土星

切捨てていった結果、感情的に傷つくこともあるが、次なる発展を呼ぶ

(悲しみ、痛み、怒り、欲求不満、メランコリーなどネガティブな状態 分裂 動乱 別離⇒しかし、良い結果、良い確立が見えている。 全般的な環境の大変化、整理をつける事で、方向が見えてくる。 悪品位:よかれと思っていた事がトラブルに変わる 休戦破棄 実質的なメリットはあっても気持ち上の損失感、悲しみは残る

風の元素は知的・理論的で、考えたり、選択したりした末に結論を出すというニュアンス。剣の2は何も決められないが均衡を持っていた。3になると、一歩進んで、方針が決まったという状況。それも、剣は分離・分裂を表わすので、次々と切り捨て、消去法で決定したという感じ。

『三本の剣はすべて、ハートのバラの真ん中を貫き、傷つけ、それにより、花びらが散っている。剣は不均等で調和が取れてない。二本の小さな剣は、曲がっていてちっぽけ。

カードの暗い陰鬱な色と背景のとがった模様や不規則な渦巻きは、重い感情の状態を示している』

このカードは、切捨てていった結果、感情的に傷つくこともあるが、次なる発展を呼ぶ、環境の大変化、整理をつける事で良い方向性が見えてくるというという状態を表している。

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ソード2

「風」のスートの中のコクマー(コクマーは知恵・想像力)。天秤座にある月。

(人間関係での緊張。 運命にコントロールを任せた状態。 争いは終わり平和が訪れるが、まだ緊張感は残っている。 悪品位:意見が対立してストレスになる 条件づけに支配されて自主的な判断が出来ない 冷戦状態)

剣は知性や思考によって、分離・識別する力。同じ2でも杯は融合するための、剣は分離するためのものとなる。

2の数字そのものは、選ぶことができず、自分が動くとそれにつれて相手も動くという緊張状態。

※人間が運命にコントロールを任せた状態で、このカードが次に何になるか考える必要がある。

『二本の剣が、愛と知性を表す青白いバラを貫き、交わっている。思考がハートの中で休むに至ったのです。そして、そこから放たれた白い光線は、身体、精神、精神、感情、魂がこの状態で楽に調和ししていることを示している。剣の柄にある、祈りを捧げる天使は、決断は人のマインドの領域にではなく、運命や神の手の内にあることを示している。カードの背景の黄色と緑は、霊的な安らぎと、そこからやってくる再生と復活を象徴している』

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ソードエース

「風」 の力の根源

下方にある雲が表しているあらゆる疑いや混乱が払いのけられた時に起こる、思考の鋭さや、純粋な明晰さを象徴

(決断する 思考の純粋な明晰さ 洞察のひらめき 「ああ、そうか」という体験 マインドの中でクリアになった気づき 悪品位:決断力の不足 中断する 間違った方向に向かう)

『意識の太陽が無意識の海から昇り、不確かさを焼き払っている。剣の柄は無意識のマインドを表す三日月でできていて、太陽、つまり意識的なマインドと一体となって、柄に巻きついた蛇に表される、意識の変容を作り出している。剣の先が王冠(高次の意識)の中に入っているのは、この変容が、拡大した、高次の気づきによるものだという象徴』

※剣のエースは、知性や思考、識別力という事を象徴とする風の元素の直線性の始まり。一つの固まりに剣やナイフが入ると、それはふたつに分断される。漠然、あいまいなものがここで整理されてはっきりすることも多い。

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カップ10

「火」のスートの中のマルクト(マルクトは、再びケテルで休むために、各自が超え、コントロールしなければならない魂の発達の段階)。魚座にある火星。

堪能

(完成状態を必然的に襲う退屈・飽き・うんざり 好品位:恋愛の成就 結婚 幸せな家庭生活

感情・情緒をあらわす水の元素が10の数字の段階で、具体的に形になる。

『10個のカップは、生命の樹の形を作っている。カップは満たされているが、しかし水をこぼしている。』

※エネルギーを拡張し、完成状態へ。手に入れるものはすべて手に入れ、学ぶ必要のあるものはすべて学び、満たされ、これ以上退屈になっている様子。

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カップ9

「水」のスートの中のイエソド

喜びと幸福を実感、しかし、うぬぼれは禁物

(完璧な成功 幸福 満たされている しかしおそらくは一時的なもの。 悪品位:虚飾 自我自賛 独断 欲張り過ぎ)

『9つのカップが完全な正方形に配置された。カップは水で満たされ溢れている』

※このカードは水の最も慈悲深い位相を現している。

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カップ8

「水」のスートの中のホド(ホドは知性・科学者を表わす)。魚座にある土星

成功の放棄

(より高次な物を得るため、物質的成功をテ離す 成功の放棄 すべての事に興味を失う 失望。 好品位:新しいチャンス 探究心 さらなる充実のため、未開発の分野へ)

情緒・愛着を表わす水の元素が、8の数字の集中・圧縮をされた場合、かなり籠りぎみの傾向を持つ。

『二つの蓮の花は愛を注ぎ続けているが、欠けたり割れたりしている浅いカップを満たすには程遠く、カップはほとんど空のまま。水はもはや、海のようには見えず、腐った泥の池のよう。空と水の茶色は、活力のない重苦しい状態を表わし、この感情の状態が死に近づいていることを示している。』

※この状態は、溺れすぎ、与えすぎ、やりすぎの放蕩の自然な帰結で、疲れ切ってしまっている様子を示している。

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カップ7

「火」のスートの中のネツアク(ネツアクは、低次元での力の勝利を示し、表現する為にはホドのかたちを必要とする)。

空想的成功、しかし、心の中は空っぽへ

(空想を好む 白日夢 愛欲 非現実的な考え 溺れすぎ 好品位:正しい選択 スキあればチャンスをねらう)

カップは感情的、ロマン的な要素であり、アクティブな働きの7の数字では、ロマン的な夢を積極的に見ることを表わす。

『感情の水は、緑色でぬるぬるしている。蓮の花の代わりに鬼百合の花があるが、うなだれている。』

※このカードは、快楽の増大はここに来て堕落によって終わりを告げていることを示している。

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カップ6

「水」のスートの中のティファレント(ティファレントはバランス・調和を示す)

愛情的満足感・高揚感

過去の努力の上に築かれた幸福 過去のものが影響 性的欲望をとげる 悪品位:あまりにも過去に生きている 郷愁)

情感や愛情をあらわすカップと調和をあらわす6の数字が組み合わされると、情愛や気持ちによって結びついた関係や、それによってもたらされる満足感、高揚感、純粋さを現わす。

『六つのオレンジ色の蓮が、感情のエネルギーを銅の色をしたカップに注いでいる。カップは満たされているが、あふれてはいない。しかし、あふれていないということは、エネルギーには限界があるということ。また、蓮の茎はからみ合っている。これは、愛が完全に個人レベルの満足へと変わっている、快楽を示している』

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カップ5

「水」の中のケプラー(ケプラーは解体する力) 

失望

(愛情面での失望 愛のない交際 友情を失う 好品位:喜びがまた戻ってくる 再会 失う事で得る 依存を捨てる事で立ち直る)

5の数字は自己主張と外界への力の放出を意味する。4が充電なら5は放電という感じ。

『カップは壊れやすいガラスでできている。蓮の花はしおれ、枯れかけていて、カップは空のまま。下方の水はよどんで、緑色に濁っている。』

※このカードは、物質が精神に勝利、つまり、愛が最初の魅力を失ったことを示している。

 逆の方が良い意味

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カップ4

「水」のスートの中のケセド(ビナーから具体的に築く力)。蟹座にある月

倦怠⇒より大きな鉱脈に接する準備

(物質的な成功への不満足 快楽の仲の罠 飽きる 浪費する がっかりする 逆位置:新しい目標が出来る 良い前兆 新しい交際相手の出現)

4の数字は、3の数字でで示された労苦が成就したことを表わす。しかし、と同時に倦怠期に。

飽きる、消耗するという意味に解されることが多いが、その事自体が主眼ではなく、むしろ、より大きな鉱脈に接する準備と判断すべき。

4の充電という意味は、癒しと解することも出来るが、水の元素は、他者との融合を意味するので、個人の個性的活動ではなく、より大きなものへ(家族・仲の良い人等)回帰することで安心を得る、集団参加で安らぎを得るなどと解することが出来る。

『四つのカップはもはやあふれてはあらず蓮の茎の上に逆ペンダグラム形に配置された。蓮の花の根が複雑に絡み合っていて、空はいくらか暗くなり始め、水面にはさざ波が立っています。これは物質が精神に勝利を収める様子を象徴している』

このカードは、最初の観念と純粋さを失っていく様子、つまり愛が最初の魅力を失ったことを象徴している。

  このカードは逆の方が良い意味。

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カップ3

豊富

(社交、楽しい交流<しかし、真剣な付き合いではなく軽く表面的> お祝い 協力関係 豊かさ 遊び心 悪品位:肉欲におぼれる 暴飲暴食 喜びが苦しみに変わる 振り回される 一人で決められない 気持ちが合わない 意見が合わない)

水の元素は融合するという性質がある。2であれば、閉鎖的な恋人のような関係にもなりやすいが、3となると、外向きになり、生産的な成果が出てくるので、愛着のあるものが、協力関係のもとに発展性を持つという意味になる。

『たくさんの黄色い蓮の花から、明るい金色色の感情エネルギーが流れ出し、赤いザクロのカップから流れ出している。

このカードは、子供の頃のような、余り深く考えずに、遊びやゲーム、お祝い感覚で他社と分かち合うフィーリングのような感情エネルギーの質を表している』

「火」のスートの中のビナー(ビナーは、理想を形にする能力)。かに座にある水聖星

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カップ2

「水」のスートの中のコクマー(コクマーは知恵・想像力)。蟹座にある金星

(ロマンティクな愛  恋に落ちる 相手に決定を任せる 快楽 娯楽 悪品位:無駄使い 愚かさ 不安感を抱く 離別 愛に失望)

2という数字は、例えば、天と地、善と悪、真実と虚偽、昼と夜、暑さと寒さ、喜びと悲しみ、男と女というような対立の意味が働きやすいのですが、水の元素には対立ということは少なく、ふたつのものがあれば融合という意味になりやすい。

しかし、落差は生じ、2の数字は自由選択がないので、相手に依存する、バランスシートが崩れ、無駄使い、などを意味する場合もある。

自己充実していたカップのエースが分裂し、引力が生じ、もう片方を必要としている。

『感情の水は、一つの巨大な蓮の花から勢いよく流れ出て、二つのカップを満たし、あふれさせている。

二匹のイルカが愛の蓮の回りにからみついていて、愛に伴う男性性と女性性の調和を示している。』

※このカードは、恋に落ちるという意味を表すこともあるが、多くの場合、つかの間の幻想であり、理性が戻って来るにつれて、はじけてしまう泡にすぎない。

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カップエース

「水」の力の根源。ワンドのエースへの女性性への返答でもある。「聖杯」の真髄を原始の形に現わしたカード。

聖杯が神聖なる霊感からの賜物を受け取っている所

(恋愛の始まり 純粋な愛のエネルギー 自己愛 幸せな恋愛 結婚 悪品位:中途半端な恋愛 心が動かない 偽りの愛情 片思いで終わる)

『白い蓮の花に乗っている大きく開いたカップは、純粋な愛のシンボル。天から降り注ぐ光がカップを満たし、さらに底から流れ出ている。

カードの上下のデザインは、霊の領域が、地にある水に表される感情の領域に反映されていることを意味する』

杯のシンボルは器にためこんだ水である。閉鎖された、囲われた状態では、集中力・親密性が働く。エースは、単独性・始まりを意味するので、盲目の意味もある。

  このカードは、分離を超えた所へ私たちを連れていき、お互いを、聖なるものと一つに結びつける、純粋な愛の質を象徴している。

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ワンド10

「火」のスートの中のマルクト。(マルクトは、再びケテルで休むために、各自が超え、コントロールしなければならない魂の発達の段階)射手座にある土星

重荷と責任

(利己主義 生活の重圧 適度の成功がもたらす重圧 試練の時 憂鬱。 好品位:寛大さ 自己犠牲)

火の元素は、興奮し、意欲を燃やして活動していくのが本性ですが、それが実際的な成果を表わす10の数字と結びついた時、あらゆる事に成果を求め過ぎ、無理し、疲れ、場合によって効率の悪い事もしてしまうような面がある。

『前面にあ る2本のワンドが、背後にある弱く、もろい8本のワンドを抑えつけている。これは、エネルギーが新しい方向へと動くのを許さず、動きを制限している事を示している。』

※もうこのワンドには生まれの高貴さという特権は失われており、疲れ果ててくすぶっている様子。

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ワンド9

「火」のスートの中のイエソド(イエソドは物理界への伝達装置)。射手座にある太陽

停滞の中で力が湧いてくる状態

(蓄えた力 小休止 準備する 結果的に勝つが安定した力を供給すべき 病気からの回復 悪品位:気弱になる 不健康)

迅速さと、「火」の精神性と9の数字で、停滞の中で力が湧いてくる状態を示している。

『杖が矢になっている。中央の力強いワンドが、月と太陽を結びつけている。これは、内面と外面、意識と無意識が結びつき、協調して働いている真の合一状態を表わしている。このカードで上部のフォーカスとの連携関係が発展を完了したことを示している』

※何をすべきか?どれが本当に必要で大事なのか?距離を置いて考える時!

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ワンド8

「火」のスートの中のホド(ホドは知性・科学者を表わす)。射手座にある水星

迅速

(目的への接近 空路の旅 急速さ 決断のはやさ 悪品位:突然で行き過ぎた力 竜頭蛇尾)

火の成長力が、8の数字の意味である圧縮力を持つと、畳みかけるようなパワーを持つことになる。

『ワンドが電気的な光線に変化。ブロックされたエネルギーは、四角形で象徴されているが、ほんの少し向きが変わると、それはクリスタルのダイヤモンドになり、赤いエネルギーの稲妻が解放される。その稲妻を、インスピレーションととらえることもできる。このシンボルの上にある虹は、この転換が起こった時に可能となる、夢や欲望の成果を表わしている』

※このカードは、ある状況への新しい明晰さや新しい観点がもたらされた時に困難が解決され、ブロックされていたエネルギーが瞬間的に解放されることを象徴している。

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ワンド7

「火」のスートの中のネツアク(ネツアクは、低次元での力の勝利を示し、表現する為にはホドのかたちを必要とする)。獅子座にある火星

安定性はない、気合の勇気

(苦闘・熱烈な競争、しかし、成功は可能 障害と困難、しかし、成功は手の届く所 悪品位:口論 優柔不断 臆病)

7の数字には平和的な両立という性質はまだなく、勢いに乗っているうちは有利に運ぶが、維持が大変

5の闘争のカードでブロックされていたエネルギーは、6の勝利でポジティブな解決を迎え、7にきて、エネルギーがより勇気や努力を必要とする領域に入ってきた。新しい中央のワンドは、力強く有機的で、ごつごつしたこん棒の形で。居心地の良い勝利から前進していくには、かなりの勇気と努力が必要。

『背景のワンドの前にあるのは天然の棍棒。火花は散ってしまっている

※このカードが現わすのは、最初のエネルギーの退廃と平衡状態からの離別である。

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ワンド6

「火」のスートの中のティファレント(ティファレントはバランス・調和を示す)。獅子座にある木星

勝利

(強気が勝利をもたらす 有利に働く 勤勉と独創性による成功 悪品位:自慢 横柄 不利な状態)

6の数字は環境に対する働きかけ方を示していて、これが興奮が高まりやすい火の元素においては、高揚感、興奮、戦闘力を刺激する。

『5のカードの困難は過ぎ去り、ワンドは調和とバランスを取り戻し、互いにサポートし合い、交差した所には、エネルギーの炎が上がっている。ワンドの頭には、5のカードと同じシンボルが現れているが、中央の二本のワンドにある、意識的な知覚を表す太陽はもはやブロックされてなく、クリアな視覚が戻っている。再生を象徴するフェニックスの頭は、調和を持って向き合い蓮の花は金色で生き生きしている。背景の明るい紫色は、古代エジプトで勝利を表す色としてもちいられていた。』

※このカードは、正しく事が起こっている、事がうまく解決されたというエネルギーを示している

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ワンド5

「火」のスートの中のケプラー(ケプラーは解体する力)。獅子座にある土星

興奮が高まりやすい火の元素において、5の数字が表わす自己主張は、他人との意思のぶつけ合いで、喧嘩、議論、競争などになりやすい。

『二本のワンドの頭には、浄化と復活のシンボルであるフェニックスの頭がありますが、互いにそっぽを向いている。他のワンドの頭にある蓮の花は、灰色で枯れたように見える。カードの背景の鮮やかな黄色は、ブロックされた滞ったエネルギーを示している』

闘争
(口論 論争 訴訟 問題 困難 生き詰まり ブロックされたエネルギー)浪費家か気前がいいか品位で判断

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ワンド4

「火」のスートの中のケセド(ビナーから具体的に築く力)。牡牛座にある金星

完成

(完成された仕事 労働の後の休息 安住 敏感さ・アイディアを用いる世界での達成 のんびりとした田舎 悪品位:不安定 せっかちと過度の心配からくる信用のなさ 洗練してない)

偶数である4の数字は、外に放出するのでなく、吸収や充電の意味がある。

2の根源の意思は3を通って変容し、固定した法命令支配のシステムを築き上げた。

『ワンドは、輪になってつながり、途切れていない。出来事は完成へともたらされている。ワンドの一方の端には雄羊の頭が、もう一方の端には鳩がある。雄羊は新しい始まりの男性的なシンボルである牡牛座を表わし、鳩は美と愛の女性的なシンボルである金星を表わしており、それらが一つになり、溶け合うことで、古いものが完結を迎えることが出来る。これは、新しいことが始まる前に必要なことである。』

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ワンド3

「火」のスートの中のビナー(ビナーは、理想を形にする能力)。牡牛座にある太陽。

確立した力・・・・・発展し続ける

(美徳 発展する事業 苦労の後の成功 希望の実現 大胆な挑戦 アイディアが果てしなく生まれる 悪品位:うぬぼれ 不注意による失敗 精神的破壊 アイデアが失敗)

2のワンドから、方向性がでてくる。

火の元素での生産性を示す3のカードは、生産性という意味で最もストレートになる。休みなく枝葉を伸ばし、種を落とし、増殖していくイメージ。

このカードが出てきたら、「休みなく発展していく」という感じと思えばよい。

しかし、棒の表す火の元素は、理性的に考えるということはなく、非現実的な、誇大妄想的な傾向もあり、話が大きくなるという事も否定出来ない。

『三本の棒は、調和の中で一つになり、そこから花の形の炎がでている。これは、思考、感情、行動のすべてが同調している状態から動くことを意味している』

※芸術家、発明家のカード。

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ワンド3

「火」のスートの中のビナー(ビナーは、理想を形にする能力)。牡牛座にある太陽。

確立した力・・・・・発展し続ける

(美徳 発展する事業 苦労の後の成功 希望の実現 大胆な挑戦 アイディアが果てしなく生まれる 悪品位:うぬぼれ 不注意による失敗 精神的破壊 アイデアが失敗)

2のワンドから、方向性がでてくる。

火の元素での生産性を示す3のカードは、生産性という意味で最もストレートになる。休みなく枝葉を伸ばし、種を落とし、増殖していくイメージ。

このカードが出てきたら、「休みなく発展していく」という感じと思えばよい。

しかし、棒の表す火の元素は、理性的に考えるということはなく、非現実的な、誇大妄想的な傾向もあり、話が大きくなるという事も否定出来ない。

『三本の棒は、調和の中で一つになり、そこから花の形の炎がでている。これは、思考、感情、行動のすべてが同調している状態から動くことを意味している』

※芸術家、発明家のカード。

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ワンド2

「火」のスートの中のコクマー(コクマーは知恵・想像力)。 白羊宮の火星

野心的、精神の膨張

(支配 野心的 興奮しやすい傾向 攻撃力 ダイナミックなあたらしい方向性 悪品位:冷静さに欠ける鼓動 落着きのなさ 協調性のなさ)

火の元素は、あまり枠の中に収まっていないことが多く、拡大する本性を持っているので、2の方向づけという数字が出ると、精神の膨張、野心の拡大、気分の盛り上がりという状態になる。

また、2の数字には安定性がないので、膨らんだりしぼんだりと休みなく変動していく。

自分の意志ではなく、未来が自動的に決まる2の数字では、この棒の2は、無作為に未来に向かって興奮していくというような状態。

『二つのドルジェが交差している。ドルジェはチベットの破壊の象徴であるが、、「破壊は創造的過程の第一段階とみなすことができる」という象徴。新しいものがやってくるには古いものは捨てないとならない。

ワンドの頭にある馬のついた悪魔の仮面は、古いものを一掃する破壊的なエネルギーのシンボル。矢の先にある蛇は、この破壊に続く再生と復活を示している』

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ワンド2

「火」のスートの中のコクマー(コクマーは知恵・想像力)。 白羊宮の火星

野心的、精神の膨張

(支配 野心的 興奮しやすい傾向 攻撃力 ダイナミックなあたらしい方向性 悪品位:冷静さに欠ける鼓動 落着きのなさ 協調性のなさ)

火の元素は、あまり枠の中に収まっていないことが多く、拡大する本性を持っているので、2の方向づけという数字が出ると、精神の膨張、野心の拡大、気分の盛り上がりという状態になる。

また、2の数字には安定性がないので、膨らんだりしぼんだりと休みなく変動していく。

自分の意志ではなく、未来が自動的に決まる2の数字では、この棒の2は、無作為に未来に向かって興奮していくというような状態。

『二つのドルジェが交差している。ドルジェはチベットの破壊の象徴であるが、、「破壊は創造的過程の第一段階とみなすことができる」という象徴。新しいものがやってくるには古いものは捨てないとならない。

ワンドの頭にある馬のついた悪魔の仮面は、古いものを一掃する破壊的なエネルギーのシンボル。矢の先にある蛇は、この破壊に続く再生と復活を示している』

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ワンドエース

「火」の力の根源。エネルギー、力。

何かがなされる前の、形となる前の純粋なエネルギーの質

(事の始まり 新しいチャンス 無知だが突っ走る 悪品位:間違った方向 目的が定まらない)

『一本で立つ棒は、横に広がりがなく、応用性がなく、干渉に弱い。3の段階まで行くとある程度安定性は確保できる。たくさんの棒と比較され、挟まれながらという事がない単体の一本の棒は、孤立し、不安になりつつ、そのまま走っていく』

※火災の爆発が太陽の男根的力を象徴。生命の樹の形におかれている。

何かがなされる前の、形となる前の純粋なエネルギーの質

(事の始まり 新しいチャンス 無知だが突っ走る 悪品位:間違った方向 目的が定まらない)

『一本で立つ棒は、横に広がりがなく、応用性がなく、干渉に弱い。3の段階まで行くとある程度安定性は確保できる。たくさんの棒と比較され、挟まれながらという事がない単体の一本の棒は、孤立し、不安になりつつ、そのまま走っていく』

※火災の爆発が太陽の男根的力を象徴。生命の樹の形におかれている。

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