大アルカナ | DIREIS

ハングマン




元素:水

(困難や苦しみによる変容 犠牲によるあがない)

10+2⇒2乗性の完成

1+2=3(奇数)⇒生産性

12(偶数)⇒内側で生産性の働き

『吊るされた身体が正三角形を形づくり、十字架を覆っている。これは闇を救うために降りてきた古代からのシンボル。ヘビが頭の下でどくろを巻き、足にも巻きついている。それは、新しいものに道を譲るために古い皮を脱ぎ捨てる能力を表わし、頭からは、この変容によるエネルギーが注ぎだしている』

ラスト




獅子座

(エネルギー 生きる事への情熱 セックス 十分根拠のある訴訟の弁護)

10の後の危機、境界を乗り越えた。2の女教皇のバリエーション。偶数の2に対し、奇数は外向きで異化作用。無意識、無自覚に従っていた資質に対し、それを意識化し、方向を変えようとする。

『形式的に「力」と呼ばれてきたカード。美しい裸の女性が、沢山の頭を持ったライオンの背中にまたがり、陶酔し、感極まったよにのけぞっている。片手で火の壺(聖杯)を掲げ、そこから、変容のへびが放射状に流れでている。彼女のすべての注意はこの変容に向けられている。もう一方の手は、ライオンの七つの頭に結びつけられた手綱をにぎっている。背景の合掌や ぼんやりとした顔は、このいきいきとしたエネルギーへの変容によって置き去りにされた古い宗教、道徳をあらわしている』

フォーチュン






「木星」

(流れにまかせる。運勢の変化 宿命 カルマ)

10の数字は、完成そして新たなスタートをあらわす。1で新たにスタートしたが、10で場所、状況という具体性がはっきりしてくる。しかし、その分、自由性などが制限されることもある。

『カードの背景は、稲妻が光り、エネルギーはつむじ風のように渦巻いているが、運命の輪は回りつづけている。これは、これまでの出来事がでれだけ困難でドラマティックとしても、すべては生の自然な流れの一部ということを意味している。運命の輪に乗っている3つに生き物は、創造の神ブラフマ、維持の神グィシュヌ、破壊の神シバ等エジプトの神である。まこれは、ヒンズー教の「グナ」の概念でもある。すなわち、ラジャス(興奮、落ち着きのなさ)、サットバ(穏やか、バランスのとれた)、タヌス(不活発、闇)である』

※裁判の女神によって提示された疑念は隠者を経てはらされつ。

ハーミット



乙女座

9の数字は、10の完成、そして、第2の探求へ入る前の精神的な意味での総合的効果を表わしている。秘伝の伝授。

(孤独 内省 準備期間 現在係っている事から退く カウンセラー)

『暗闇の中、白髪の老賢者が、自らの光輝くランプで行く手を照らし、歩いている。目の前の注意を向けている蛇の巻きついた卵は、創造のシンボルと共に新しい洞察を生み出す能力と変容のシンボル。足元ににいる3つの頭を持つ犬はギリシャ神話の黄泉の国の番犬ケルぺロス。』

アジャストメント

天秤座

(バランス 瞑想的な気づきの状態 調整 距離を置く)他のカードとのコンビネーションにより、法廷、裁判、法的手続き等も表わす。

8の数字は圧縮、蓄積等に関係する。7の数字のストレートに成就に向かって走るから、これを一度止めてしまい、十分に力を圧縮するというのが8の性質。

『このカードの人物は真実と正義のエジプトの女神マートで、死んだばかりの人々のハートにある、真実を裁判するという責任を持っている。

カード全体が、微妙なバランスを保つという行為を意味している。彼女の頭上からつり下がっている天秤、スエードのエース。仮面を覆っているのは、非人格的な質と、注意が内側に向かっていることを表わしている。

彼女を囲んでいるダイヤモンドは、マインドの幻想を超えた気づきを、その外側にある円は、マーヤの思考や泡が形になったものであり、闇と光の中で、完璧なバランスを保っている。』

このカードは、進化の高度な次元への準備と解釈することも出来る。

チャリオット

かに座

(あらゆる次元におけるパワー 事を起こし欲望を達成する 勝利・大業績、しかし、時にそれは不安定で永続性がない)

数字の7は、完全の数字であり、すべての数字の中で最も神聖。このカードは、御者が自らに欠けたものに向かって、それを克服し、正す、という意味がある。しかし、7の段階では、一方的で、状況を客観的に判断するのは難しい。

『戦車を操る人物は、黄金のよろいをつけ、瞑想の姿勢を取って休んでいる。戦車を引いているスフィンクスに手砂はなく、彼は、聖杯と呼ばれる、回転する車輪を抱えている。頭の上のカニは、かに座を表わしている。

スフィンクスが象徴するのは16の復元素である。』

このカードは、6でジレンマに立たせられた後、正しい選択をした後の男の運命を示している。

ラバーズ

双子座

(愛の象徴 結婚 内面と外面の調和 差し迫った決断の必要性 選択)

数字の6は、神の本来の力を示している。数字の5で示された単なる人間に加えられた高次元の魂の原則がある。5の数字の時に発揮していた自己中心的な姿勢は続けられなくなり、律儀で腰の低い人になることが多い。

また、6は結婚の数字とも言われ、労働と関係している。

『このカードはすべてがペアで現れている。黒人の男性と白人の女性の高貴なカップルは、合一を求め、互いに向かい合っている対極の持つ引力を象徴している。子供たちは、親密な関係において必要な無垢さを現わし、ライオンは、男性的な創造のエネルギーを、ワシは、女性エネルギーの持つ感情の深みを表わしていて、ここでも愛によって二つの極が結ばれている。ヘビが巻きつき、翼を持ったオルフェウスの卵は、愛に満ちた親密さの中で起こる変容と、生の霊的な源泉との結びつきを表している。二人の彫像は、人間の本性の光と闇の側面の聖書的な表現。背景の柵は、愛における執着と所有欲からくる拘束と制限の危険性を表している』

ヒイロファント

星座 「牡牛座」

(霊感 宗教 知恵 支配的立場にある 頑固 自分の価値を信じている)

5の数字は、外に向かって一方的に自己主張をするというニュアンス。1と10の間に立ち、10の時限まで高めていかなければならない。

雄牛と二頭の象で作られた王座に座る宗教者。

『この人物は、エジプトの知恵の神オシリスと見ることが出来、下には、彼の熱心な信者である直観の神イシスがいる。彼のハートの真ん中にいるのは、エジプトの知覚と視覚の神ホルスである。

カードの隅には、四つの仮面がある。雄牛は、牡牛座、地で、存在の実際的、物質的側面を、鷲は、かに座、水で、感情の領域を、人間の顔は、水瓶座、風で、思考の次元を、ライオンは、獅子座、火で、意思のパワーと活力のエネルギーを現わす。

三つの輪のついた杖は、真の理解の中で、過去・現在・未来を一つにし、左手の悪魔の角の形は、空虚な知識の持つ危険性を示している。

頭の上には、拡大した気づきの白い光が花びらの形になり、変容のへびがそれを囲んでいる。

逆ペンタグラムでは彼が意志による支配をすること、そして最終のペンタグラムがまた上を向いて宇宙の法の支配を受けることを示している』

ヒイロファント

星座 「牡牛座」

(霊感 宗教 知恵 支配的立場にある 頑固 自分の価値を信じている)

5の数字は、外に向かって一方的に自己主張をするというニュアンス。1と10の間に立ち、10の時限まで高めていかなければならない。

雄牛と二頭の象で作られた王座に座る宗教者。

『この人物は、エジプトの知恵の神オシリスと見ることが出来、下には、彼の熱心な信者である直観の神イシスがいる。彼のハートの真ん中にいるのは、エジプトの知覚と視覚の神ホルスである。

カードの隅には、四つの仮面がある。雄牛は、牡牛座、地で、存在の実際的、物質的側面を、鷲は、かに座、水で、感情の領域を、人間の顔は、水瓶座、風で、思考の次元を、ライオンは、獅子座、火で、意思のパワーと活力のエネルギーを現わす。

三つの輪のついた杖は、真の理解の中で、過去・現在・未来を一つにし、左手の悪魔の角の形は、空虚な知識の持つ危険性を示している。

頭の上には、拡大した気づきの白い光が花びらの形になり、変容のへびがそれを囲んでいる。

逆ペンタグラムでは彼が意志による支配をすること、そして最終のペンタグラムがまた上を向いて宇宙の法の支配を受けることを示している』

エンペラー

星座「白羊宮」 

(リーダーシップ 権威 父親 安定した立場 共通の理解 信頼感 普及する 年寄の考え)

4の数字は普及と平均化に関係する。3の創造性を普及させるためには、基盤や安定性をしっかりさせなければならない。

このカードは、二つの象徴のコントラストが「支配」を象徴している。

一つは「雄羊」で野生の弧高と勇気を、もう一つは「子羊」で臆病さと素直さである。

皇帝は法律と秩序にかなった伝統的な正しい姿勢で足を組んですわってにいる。手にした球体の上にあるマルタの十字は女帝の王冠にあるものと同じもので、王室の威厳を象徴している。

彼の脇と手にした杓の先にある牡牛の頭は、動物界・物質界との結びつきと、リーダー、個人主義者である牡牛座を表わしている。

足元にうずくまっている子羊は勇猛な野生の雄羊が飼い慣らされたものであり、社会によって外から押し付けられる責任に常に耳を傾けている人々の従順さを示している。

カードの赤は、牡牛座の火の質であると同時に物質界との結びつきを示している。

このカードは、「雄羊」が権力者によって飼い慣らされたことが全体で現わされているのである。

ユリ紋と盾に描かれた二羽のワシのシンボルは、エンプレスのカードと同じもので、エンプラーとエンプレスは夫婦であり、お互いを見つめているが、成熟した男性性と女性性という両極を表している。

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