カップ4
「水」のスートの中のケセド(ビナーから具体的に築く力)。蟹座にある月
倦怠⇒より大きな鉱脈に接する準備
(物質的な成功への不満足 快楽の仲の罠 飽きる 浪費する がっかりする 逆位置:新しい目標が出来る 良い前兆 新しい交際相手の出現)
4の数字は、3の数字でで示された労苦が成就したことを表わす。しかし、と同時に倦怠期に。
飽きる、消耗するという意味に解されることが多いが、その事自体が主眼ではなく、むしろ、より大きな鉱脈に接する準備と判断すべき。
4の充電という意味は、癒しと解することも出来るが、水の元素は、他者との融合を意味するので、個人の個性的活動ではなく、より大きなものへ(家族・仲の良い人等)回帰することで安心を得る、集団参加で安らぎを得るなどと解することが出来る。
『四つのカップはもはやあふれてはあらず蓮の茎の上に逆ペンダグラム形に配置された。蓮の花の根が複雑に絡み合っていて、空はいくらか暗くなり始め、水面にはさざ波が立っています。これは物質が精神に勝利を収める様子を象徴している』
※このカードは、最初の観念と純粋さを失っていく様子、つまり愛が最初の魅力を失ったことを象徴している。
このカードは逆の方が良い意味。